2018/02/19 木の家を楽しむスタッフの暮らし vol.10 日本一
娘に『日本一かるた』を買わされました。
これが、なかなか勉強になるカルタでして、
それぞれの県の日本一が分かります。
さて、新潟県は・・
「世界から 人気のニットは 新潟県」
??・・・知りませんでした。
五泉ニットが有名なのは知っていましたが、
まさか日本一とは・・・!
でも正直、全然ピンとこなかったのです。
そんな私に、またもお友達からのお誘い。
「五泉ニットフェスに行かない?」
!!・・・つい先日、日本一と知ったばかり!
うーーん。それは行かないわけにはいきません。
GOSEN KNIT FES は2月10日を「ニットの日」として2月9日~11日の3日間、日本一のニット産地である五泉市で開催されるイベント。普段見ることの出来ないニット、染色、整理加工、刺繍などの各工場が解放され、現場を見学体感することが出来ます。
ということで、
雪の積もる五泉へ行ってきました。
五泉は、
染色、整理、刺繍、プレスといった二次加工技術が集積し、
地域内で染色~製品の完成まで可能という環境が整う数少ない国内ニット産地。
25も見学できる工場がありました。
その中からいくつか見学させてもらいました。
1つめは
昔から使い続けられてきた木製機械の並ぶ絹の織物工場。
工場長はじめとする熟練の技術と細かい作業に感動しました。
2つめは
ハイテクな機械の並ぶニット工場。
毛糸をセットすると、袖と胴体が同時に筒状に編まれ、
途中から一体化してセーターが出来上がってくる様子は
機械の中で何が行われているのか理解不能でした。
だからと言って、そればかりとはいかず、
パターンをおこすところから、
試作、手直し、ボタンつけ、襟ぐりの伸縮など、いろいろな場面で
沢山の人の手が加わっていました。
どこの工場、会社さんも共通して
・時代にあわせて、いろいろな取り組みをしている
・工場にたずさわる沢山の人の力
を感じました。
お米、お酒だけじゃない、新潟のニット!を知ることができ
かなり楽しいニットフェスでした。
そして、
わが家はカルタブームの到来です。
「はい」と小さい声で取ろうものなら
「ちゃんと『はーーい!!』って大きな声で取るんだよ!」
と娘の指導がはいります。
「はい。すみません。」と真剣に『日本一かるた』やっています。
雪の夜はトランプもいいけど、カルタもいいです。