2018/10/15 木の家を楽しむスタッフの暮らし vol.40 庭を感じる
『モリのいる場所』
30年間もの間、ほとんど家の外へ出ることなく庭の生命を見つめ描き続けたという画家・熊谷守一のエピソードをベースに晩年のある1日をフィクションとしてユーモラスに描いていく。
昭和49年の東京・池袋。守一が暮らす家の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫が住み着いていた。それら生き物たちは守一の描く絵のモデルであり、じっと庭の生命たちを眺めることが、30年以上にわたる守一の日課であった・・・。
久しぶりに映画館に行ってきました。
見る人によって感じ方、見え方が違う映画だと思います。
30年もの間、外へ出ることなく家と庭だけで生活が満ち足りていた。
「無一物」
何もない。執着すべきものは何もない。
・・・・・
私は、いっぱい執着してるなぁ。
日々の食事に、暮らしに、何気ない風景に「歓べている」のか?
「住めば都」という場所は、自分でつくって自分で感じるものだなぁ・・
と思いました。
今度、
熊谷守一さんの記念館か美術館を見に行きたいなぁと思います。
・・・そして
我が家の庭に目を落としてみれば
秋の深まりを感じます。
空芯菜やバジルは終盤を迎えています。
いちじくは、たくさん取れています。
毎年、鳥と勝負しながら収穫していますが、
今年は鳥に勝っているようです。
そういえばこの前、クワガタを発見した
『天城玉砂利洗い出し』の玄関アプローチに
今度はカマキリがいました。
春、産まれたての小さなカマキリと比べると
なんと立派になったことでしょう。
でも成虫にしては小ぶりなので雄かな?
雌もいるかな?今年はどこに卵を産むのかな・・・
カマキリが
高い所に卵を産むと大雪、低い所に産むと小雪という迷信?を
何となく信じて、毎年カマキリの卵を探しています。
それから秋と言えば
お隣さんから『柿』をいただきました。
早速、ヘタに焼酎をつけて、さわします。
ふと見るリビングからの眺めも、秋の空気を感じます。
ちょっとデッキに出てみました。
涼しい気持ちの良い風が吹いていました。
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