2018/11/02 いいものを長く使う
本物の木の家に携わるようになってから、何かを購入したり選ぶときに「長く使えるか」を重要視して選ぶようになりました。
いい素材のもの、作りのいいもの、飽きのこないデザイン、普遍的なもの。
家の話しではありませんが、最近愛用している靴を修理に出しました。
ニューバランスの「1300」というスニーカーです。
「スニーカー界のロールスロイス」、「まるで雲の上を歩いているようだ」などと言われた一品です。
その歴史は古く、30年ほど前に発売されたのが初めで、少しずつデザインチェンジして今も発売されています。
中学生の頃の憧れのスニーカー。
大人になってようやく購入できました。
長らく愛用していたため、今年になってソール部分が剥がれてきてしまいました。
プラスチック部分の加水分解も発生…
新しく買い替えることも考えましたが、ソールを交換すればまだまだ履くことができる状態。
ニューバランスでは、「リペアサービス」という事業も行っており、ソール交換を行ってくれます。(該当する品番のみ)
1ヵ月半ほどの修理期間があり、昨日ようやく手元に戻ってきました!
見事に蘇ったソール。
「1300」の魅力は、履き心地はもちろんですが、このレトロ感ある表情がたまらなくいいです。
青みがかったグレーの「スティーブブルー」も絶妙。
価格の高いものがすべていいとは限りませんが、いいなと思うものはそれなりのお値段がするものです。
けれどこうして愛着を持って長く使えれば、案外安かったりするのかも。
昨年完成したわが家も同じような思いで建てました。
何十年と住む家ですから、流行りに左右されることなく、ずっと愛着を持てる家。
戻ってきた愛用の「1300」を見て、ふと思い返した今日この頃です。