2018/11/09 スタッフの家づくり Vol.49 セルロースファイバー その1
わが家で採用した断熱材は「セルロースファイバー」です。
「青山の家」で初採用、初体感したことがキッカケで、将来家を建てるなら採用したいとずっと思っていました。
■セルロースファイバーとは
まずは簡単に「セルロースファイバー」についてご説明。
セルロースファイバーは新聞紙の再利用した断熱材。
よくみると新聞の印字が!
こまーかく千切ってありますが、元は本当に新聞紙だったことがわかります。
調湿や防音、防虫・防火という効果が「断熱」にプラスして期待できる断熱材です。
■セルロースファイバーの工程
まずは専用のシート張りから始めます。
セルロースファイバーにもいろいろと種類・施工会社の違いがありますが、私は「デコスファイバー」を採用しました。
新潟に施工代理店があり、「青山の家」でお願いしたことがあったからです。
デコスの認定資格を持った断熱施工技術者が施工に携わるのですが、そのシート張りの技術は見事なもので、「パチン、パチン、パチン、パチン」とリズミカルかつ高速にタッカーでシートを留めていきます。
上写真のシートのマス目が4.5㎝角なのでだいたいその半分のピッチで下地の木材に留められている様子。
このシート張りがとても大切で、セルロースファイバー自体の沈殿やたわみの防止につながるとのことです。
シート張り後に登場するのがこのトラック↓↓↓
プレハブを乗っけただけのトラックに見えますが、この中にセルロースファイバーを吹き込む機械が詰まれています。
ホースを介して断熱材が吹き込まれていきます。
※写真はデコスのHPからお借りしました。
吹き込みが難しい部分については羊毛で埋めていきます。
隙間なく施工できるため、数値以上の効果が得られているのではないかと思います。
ちょっと長くなったのでまた次回に続きます。