2019/07/12 ウッドバルコニーのメンテナンス
築2年が経過しようとしているわが家。
休日を利用して、バルコニーのメンテナンスを行いました。
バルコニーの現状
特にどこが悪くなったわけではないのですが、今回のメンテナンスは「予防」です。
新築当初は「ウッドロングエコ」を塗布して仕上げましたが、雨風にさらされる過酷な環境の中で、さすがに汚れが目立ってきました。
特に目隠し板の日陰になり、なかなか乾かない箇所はコケが生えて緑色に。
汚れ落としと、木を保護する塗装が今回の目的です。
準備したもの
写真右上から
・回転モップ
・保護塗料「ウッドエイドライト」
・スポンジヤスリ
・刷毛
回転モップはリサイクルショップでたまたま見つけ、バルコニーメンテナンス用として購入。
デッキブラシは木の表面を傷めてしまいそうで抵抗があったため、ヘッド素材がマイクロファイバーの回転モップなら木にやさしいかと。
遠心力を利用してモップの洗浄や水切り(脱水)ができるので便利なアイテムです。
保護塗料として選んだのが、「ウッドエイドライト」。
日本マテリエイド社と日本一の工務店と呼ばれる鹿児島の「シンケン」さんの共同開発で出来た塗料で以前から注目していました。
シリコーンゴムが主成分、高い撥水力が特徴で、木材の吸水防止につながります。
スポンジヤスリは、主にコケが生えた箇所の汚れ落としに。
水に塗らせるヤスリなので、汚れがひどい箇所には最適です。
下準備
掃除をするのに水の供給は必需品です。
当然2階がバルコニーなので、水をどこから工面するかが課題。
原始的なやり方ですが、外水栓につながれたシャワーホースをあらかじめバルコニーに結んだ縄で結び、引っ張り上げることでクリア!
一番簡単で作業効率もいいです。
あとは、足ふき用としてバルコニーの出入り口にバスマットを敷いたほうがいいです。
掃除方法
1.水洗い
まずは水で汚れを洗い流します。
シャワーヘッドはストレートやジョウロなど、水の勢いを調整できるのがおすすめ。
強めのストレートで豪快に床をバシャバシャにします。
※バルコニー下にモノや人がいないか注意しながら実施してください。
2.コケ部分をスポンジヤスリで磨く
ゴシゴシ擦ります。
緑のコケがよく取れます。
バケツの水ですすぎながら、コケが取れるまで磨きます。
コケが取れたら再度水洗い。
3.回転モップで床掃除
ある程度黒い汚れがなくなるまで回転モップで拭き掃除です。
私が購入したのが「手回し式」と呼ばれる回転モップで、バケツの脱水槽にモップの柄を押し込んで回転させ、洗浄・脱水する仕組み。
手で水を絞る必要がなく、とても楽に掃除ができました。
掃除が終わったらあとは木が乾燥するのを待ちます。
おすすめ時間帯は、午前中に水洗いを済ませること。
今時期の晴れた日では、午後には木も乾きます。
塗料を塗る
初めて使用した「ウッドエイドライト」の塗り心地ですが、とにかく塗りやすい。
塗料の伸びもいいですし、きついニオイもしない。
乳白色で、塗る前と塗った後では、若干木部が濡れた感じの色合いに仕上がりました。
木は小口部分からよく水を吸収するので、板と板の間は入念に塗ります。
塗料の効果
塗った2日後に丁度雨が降りました。
ご覧の通り、かなり撥水しています。
撥水性が低下して水をはじかなくなったら塗り替えのタイミングです。
どの程度持続するのか、観察していこうと思います。
最後に。
この「ウッドエイドライト」は頻繁に歩行する床面には使用しないでくださいと注意書きがありました。
雨で濡れているときや靴下のまま歩くと滑りやすくなるそうです。
確かに塗布後はさらさらとした感触になった感じはありますが、走ったりしなければ問題はなさそう。
自主施工する場合は、そのあたりをご注意ください。