2019/08/26 不動産の売買
仕事柄、不動産の売買に携わることもしばしばあります。
土地探しからお手伝いさせていただく場合は、不動産売買契約に同席することはもちろん、事前に不動産会社と連絡を取り合って、契約書や重要事項説明書のチェックなども行います。
また、家造の仕事以外でも本社からの案件の仕事もあります。
家造の母体、加藤組の仕事です。
宅建業の免許も持っていますから、村上方面で不動産の売買の話があると、私まで連絡がきます。
契約書・重要事項説明書、その他売買に関る書類一式の作成も私の仕事です。
書類は宅建協会のひな形があるので、役所や法務局での調査結果を入力すれば大抵は作成することができます。(法規を理解していることが前提ですが)
一番厄介なのが、「備考欄」や「特約事項」などの欄です。
土地によっては複雑な法規や権利関係が複雑なものがありますが、それらは説明する際にひな形では対応できない部分を文章にする必要があります。
分かりやすい文言になるよう心掛けて作成しますが、契約書ということもあり、柔らかすぎる表現も使いづらい…
当事者のリスク管理なども考えると、結構頭を悩ませます。
不動産売買の際は、その「備考欄」や「特約事項」の内容が大事だと個人的には思ってます。
ひな形を見ると、意外とあいまいな表現が多いのが実情。
それを補完するのが、「備考欄」や「特約事項」だったりするので、書類チェックの際、ほとんどその欄が空欄の場合はちょっと怪しいなと思ったりもします。
しっかりしている不動産会社は、これでもか!というくらい結構びっしり書いてありますからね。
建築と不動産は深く関る部分でもありますから、こちらも最新動向や法規改正などのチェックは必要性大。
業務は多岐にわたります…。