2020/03/08 木の家LOVE①
こんにちは加藤です。
昔、トイレに行くと相合傘や「〇〇LOVE」という落書きがよく書いてあったなー。
タイトルを書きながらふと思い出しました。
ブログの内容は全く違うものです。
先日、家づくりの仕事に携わっている男4人、
雑談している中で、「仕事には『愛』が大切だ」
という言葉が一人の口から出てきました。
その後、全員で「そう、愛が大事!」「愛が大事!」と全員が連呼。
「自分たちは木の家を心から愛していなければ」という熱い話に。
この4人、家づくりの仕事に携わっていながら、自分たちも木の家に住んでいます。
話題は「木の家に住んで何がよかったか?」に進み、
自分たちの体験や感想を話しました。
(※ここでいう木の家とは、床は無垢材のフローリング、壁・天井は漆喰などの塗り壁か無垢の木)
話をしていた4人中2人から、木の家に住み始めて家族の体の不調が改善されという話がありました。
身体の不調とは、アトピー、鼻炎のようなアレルギー性のもので、
「なぜ、直ったのか?」
というと不調の原因のハウスダストがなくなったからでないか。ということで皆が納得。
私たちがつくる木の家ではビニールクロスを使いません。
ビニールクロスには静電気でホコリがつきます。
静電気によってアレルギー物質を含むハウスダスト(※注)が常に壁や天井についている状態になり、
それを吸い込んで不調をきたす。こういうことのようです。
私はこれまでお客様に対して、「木の家・自然素材は体にいい」
というのは、感覚的なものでなんだかうそ臭く、
「自然素材を使うのは、体にいいと言われていますが、
それよりも肌触りや空気、落ち着いた見た目など、心地良いから」とお伝えしていました。
しかし、身近に不調が直ったという人たちがいるとなると、
心地よさだけでなく、体にも良いと自信を持って皆さんにお伝えできると思いました。
振り返ると12年前、モデルハウスを建ててからこれまで、
「シックハウスの無い家づくり」をしていこうと決め、
人体に害を与える物質を含む建材を極力使わない家を造ってきました。
モデルハウス建築時には総揮発性有機化合物(TVOC)の測定を行い、
空気の汚染濃度を測定して安全を確かめました。
そんなこだわりも現在は当たり前になっており、
「不調が直った」という体験を聴いて改めて空気の良さ、
健康的な暮らしができる家づくりを意識しました。
タイトルの「木の家LOVE」、やはり木の家が好きだからこそ、いい住まいを造ることができる。
好きだからこそ、魅力をお伝えすることもできる。
単純なことですが、自分たちが好きで、良いと信じるものでお客様に喜んでいただくことこそ、
仕事の喜びだと思い、これからも魅力の発信をしていこうと思います。
男4人で「やっぱり愛が大事ですよね!」と話している様子は、他人が見たら異様だったかもしれません。