2020/04/17 良い刺激
こんにちは加藤です。
今朝、新聞をとるために郵便受けを開けると、「日建学院」と名前がついた袋に包まれた本が届いていました。
「コンフォルト」という住宅雑誌を定期購読していたなと思い袋をあけると入っていたのは「住宅建築」という本。
表紙には「田中敏溥の仕事」と大きく書いてあります。
そういえば、田中さんから一月前くらいに電話があり、住宅建築にうちを掲載する旨の話があったことを思い出しました。
表紙をめくると、田中さんの「小さな町—ある日の夢」という文章。
地方の工務店の社長Mさんたちのプロジェクト「小さな町」のことが紹介されていました。
5年で30家族が暮らすまちづくりの計画。
そう聞くと、普通のことですが、そのベースに「思い」がある。
「公園の中に家が建ち並んでいるように、この町をつくっていきたい」
「自分だけでなくみんなのことを考えながら、一軒だけでなく町並みのことも考えながら、今日だけでなく未来のことも考えながら、家のことを考えていこう」と。
それをカタチにした小さな町の第一期工事が完成したという内容の文章でした。
文章を読みながら、あーこういう仕事がしていきたいとしみじみ思い、心が動かされました。
田中敏溥さんは家造のモデルハウス、そして私の自宅の設計をお願いした村上市出身の建築家です。
設計顧問の水澤さんの師匠でもあります。
田中さんとお話して感じるのは、「ものづくり」の人であるということ。
そして、その「ものづくり」に哲学があると感じます。
世の中には素晴らしい人たちがたくさんいます。
そして、私はすばらしい縁に恵まれていると感じています。
良い刺激をうけながら、よりよい仕事をしていきたいと思った朝でした。
田中さんの文章の次のページが我が家の庭から室内を撮った写真でした。
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