2020/04/23 工作機械さん
今の自分があるのも大工道具の皆さんのおかげです。
ノミさんはいつもカナヅチで叩かれ、
カンナさんは木の上を引っ張られ、
電動工具の丸ノコさんは毎日ぐるぐるフル回転。
仕事のできる限りこれからもよろしく。心からありがとう。
こんにちは加藤です。
上の文章は大工の渡邉さんが、社内報に寄せた感謝の文。
ユニークで、微笑んでしまいました。
今日は大工さんが工場で使う機械をご紹介します。
私も昔家具作りをしていた時にお世話になった機械たちです。
ご興味のない方はすみません。
まずは、「万能機(ばんのうき)」。すごい名前です。
機械がない時代はカンナでしていた仕事をしてくれます。
材料が納入されると、まずはこれで平面を出して厚みを決めます。
次は「昇降盤(しょうこうばん)」。板の幅を決めます。
機械がない時代のノコギリ(縦挽き)の役割です。
真ん中の刃物を付け替えて、板に溝を掘ることにも使います。
次が長さを決めたり、45度に切ったりもできる「スライドソー」。
コチラも昔のノコギリ(横挽き)の仕事をします。
最後に、「超仕上げ(ちょうしあげ)」。これもすごい名前です。
昔の仕上げカンナの仕事をします。
いい職人は道具を大事にすると昔から言われてきました。
一流のスポーツ選手も道具を大事にします。
大事にするとは、感謝することかもしれません。
大工の渡邉さんを見習い、毎日指でたたいているキーボードさんありがとう。
毎日にらまれているモニターさんありがとう。感謝します。
大工工場で加工された材料を組み立てた家の施工事例はコチラ➡「施工事例」