2020/06/05 新潟で断熱リフォームを行う理由
こんにちは加藤です。今日はお知らせです。
内容は「暮らしに合わせた断熱リフォーム」について、
今年の冬までにリフォームを検討している方へ「リフォームを対象とした補助金」についての情報です。
断熱リフォームはじめました
当社で断熱・気密に特化したリフォームを始めることにしました。
何故、断熱リフォーム?
端的には「温かい家に住みたい」というお客様の思いにリフォームでも応えていきたい。ということなのですが、それに加えてお客様ご家族の健康リスク低減があります。
人生100年時代ですが、高齢になっても健康であるためには「健康でいられる住まいが不可欠」ということが言われ始めています。
ここ数年で寒さによる健康リスクについて多くの証拠・情報が集められ、「寒さ」が健康に及ぼす影響についての調査も進みました。
以前、当社でも国の事業への調査依頼があり、お客様にリフォーム前後の2週間、冬季の健康調査にご協力していただいたことがあります。
そのような調査や諸外国の住まいと日本の住まいを比較した情報がメディアを通じて広がっています。
主には下記のような情報です。
- 日本の住まいは性能が低い(寒い)
- 交通事故よりも、浴室でのヒートショックで亡くなる方が4倍多い
- 寒さにより血圧が上昇する
- 寒さにより免疫力が低下し、感染症のリスクが増す
- 寒さにより活動量が低下する
- 寒さにより血液が濃化して冠状動脈血栓症のリスクが増す
日本には寒い家に住んでいる人多く、それを当たり前だと思っていて、健康を害している人が多くいるという事実があります。
健康で長生きする。いわゆる健康寿命を延ばすために、健康リスクを軽減する断熱工事が有効なことが証明されています。
断熱リフォーム・工法の説明
これまで、寒さを解消する断熱リフォームをするためには、床をはがし、壁をはがし、天井をはがし、断熱材を詰めてと大掛かりな工事が必要でした。
このたび、私たちが採用することにした断熱リフォームの工法は、特殊な断熱パネルを利用し、床・壁・天井の6面を隙間なく断熱材で包む「ハウスinハウス」という工法。
家の中に断熱材で囲まれた家をつくるイメージです。
実際に県外の工務店さんが施工し、改修した家で効果を体感して、採用を決めました。
壁を壊さずに、暮らしの中で使う空間だけを効果的に断熱・気密するという工法です。
これから中古物件を購入し体感モデルハウスにする計画をしているところです。この秋には完成し体感していただけます。
新潟や私が住む村上には昔建てた大きな家が多くあります。
2階は使っていないという家も多く、暮らしで使われている部分は限られています。
この工法では、使う部分だけを断熱材で囲うので、余計な費用が掛かりません。
例えば、普段生活で使用しているキッチン、居間、トイレや脱衣、そして寝室。
生活するスペースの冬の温度差を無くします。
大きな家が多い新潟だからこそ、有効な断熱工法だと思います。
工法についての詳細や資料のご請求は「コチラ」から可能です。
補助金情報
補助対象に認定された断熱材の材料費、施工費、内窓に対して200万円を上限に補助金を受けることができます。
既に5月11日から公募期間が始まっています。これからリフォーム計画をしても申請期間に間に合います。
詳しくはお気軽にご連絡ください。
さて、現在出ている国の補助金ですが、主に省エネを目的にしています。
今回ご紹介するものも省エネを目的としていて、認定機関が定めた省エネ建材に対して補助金が出されます。
何故、省エネに対して国が支援するかというと、Co2排出量を削減するため。
そのため、補助金の出どころは経済産業省や国土交通省となっています。
家の寒さを改善し、健康リスクを下げることが国民の健康を増進し、医療費も抑えられるということで、厚生労働省からの支援も受けることができる将来がくるかもしれません。
人生100年時代。長く過ごす家を快適にすることが、健康リスクを下げ、人生を豊かにすることに繋がります。
暗く寒い新潟の冬ですが、今の家を断熱リフォームすることで室内温度差のない快適な暮らしを実現できます。
「次世代省エネ建材支援事業」補助金については下記のリンクをご覧ください。