2020/06/15 小さな書斎を居心地よく
こんにちは加藤です。
写真は私の書斎スペース。畳一枚分。数年前の写真です。現在は窓の上に棚を付け、窓の前にも本が並んでいます。
気を抜くとすぐに本や書類が積み重なり、椅子には服が積み重なり、足元にはカバンが置かれ、結局あまり使っていないスペースになっていました。
「もっと大きな書斎が欲しかった」と思うことがあります。
一坪でいいから個室を、籠る場所があったらよかったと。
子供の部屋はあるけれど、自分の部屋がない。私だけでなく、そんな親父様方が世の中にどれだけいることか。
広辞苑には、「しょさい【書斎】(個人の家で)読書や書き物をするための部屋。」とあります。
最近は読書や書き物を家でする人は減っていると聞きますが、コロナの影響で書斎のような自分だけの籠るスペースは別の用途で住まいの中で必要性が増していると感じます。
テレワークで家が仕事場になった方。人との繋がり方が変わり、ウェブ会議やウェブ飲み会が頻繁に行われ、音が外に漏れない自分だけのプライベート空間が欲しくなっている方もいると思います。
住まいは暮らし方によって手を加え、変えていくもの。コロナの影響で暮らし方が変われば、住まいも工夫して変えていくことが自然です。
最近、私も家での時間が増えたため、書斎スペースの使い方について考えるようになりました。
別な場所にもう少し広いスペースをとも考えました。
そして考えた結果、小さくてもいいからこの場所をもっと居心地よくしようと決めました。
収納が少ないのが難点だったのですが、人は収納があればモノを詰めたくなる習性があります。特に私は。
収納と書斎は分ければ解決します。一度に読む本は一冊。使うものも限られています。場所に合わせて本やモノは整理。これから徹底的に整理整頓して、居心地のいい書斎スペースにしょうと思います。
私は、住まいにとって大きさはあまり重要ではないと思います。それは書斎も一緒。
大きさよりも使い方。居心地。愛着。
小さければ小さいなりに、工夫して使い勝手よく。DIYでこれから私だけの居場所づくりに励もうと考えています。一畳のスペースに心を込めて。