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2021/08/19 漆喰壁は何がいいのか?

こんにちは加藤です。

 

今日、新発田の現場で漆喰塗りの作業がすすんでいました。

 

塗っているのは「ホタテ漆喰ライト」。

 

漆喰と一口に言ってもいろいろな商品があり、質感も違います。家造では漆喰というと、ここ数年この材料を使っています。

 

どういう材料かはリンクを見ていただければ・・・

 

と、書こうと思ったのですが、そんな自分の思考、行動に疑問を感じました。

 

最近、わたしは疑問に思ったこと、気になることがあるとすぐにスマホで調べてしまいます。

 

そして、いい評価よりも悪い評価を気にしてしまいます。で分かった気になる。

 

そんな自分に、「調べるな、体験しろ、感じろ」と言い聞かせたい。

 

調べる時間をいくらとっても、本当に体験しなければわからないことが多い。分かった気になって行動しない、体験しないのは自分のためにならないじゃないかと反省。

 

そして、ブルー・スリーの「燃えよドラゴンの」セリフを思い出す。

 

「Don`t think!Feel.」

 

そんなことを思い、改めて「ホタテ漆喰ライト」について実際にわたしが「感じた」こと、左官職人さんに聞いたことをお伝えします。

 

漆喰と一口にいってもいろいろな商品があります。

100%自然素材。というものもあれば、中に割れ防止のためのプラスチック繊維が入っているモノもあります。

仕上がりも、つるっとした仕上がりもあれば、ざらっとした仕上がりのものもあります。

 

うちでなぜ「ホタテ漆喰ライト」を使っているかというと、ホタテ貝の貝殻が含まれているからでも、100%自然素材だからということでもありません。

「質感が好きだから」という理由。「Feel.」です。

 

仕上がった部屋に入ると、空気がさわやか。そして、光が当たったときの表情が荒っぽくて素敵。

 

 

左官職人の渡辺さんに聞くと。一回の塗りで仕上げる(重ねて塗らない)ため、職人によって仕上がりに差ができる材料だということでした。

 

新潟の気候に合っているかどうかということでは、新潟でも合っていると感じているとのこと。

 

その他、規定の水分量では材料がだれてくる(下に落ちてくる)ので、調整が必要とも。ここでも、職人さんの経験や腕によるところが多い素材だということが分かりました。

 

職人さんにとって塗りにくくても、住む方にとっては質感や空気感がよく、よい素材だとわたしは思っています。

ホタテ漆喰・施工例「すみれ野の家」

 

思い返すと、「なぜ、木の家・自然素材の家をつくっているの?」という質問に対しては、「体にいいから」ではなく、わたしは「きもちいいから」という答えをお伝えしてきました。

 

家づくりでは「調べる」ことも大切ですが、「感じる」ことが大切だと改めて思い直した今日でした。

 

そして、「漆喰壁は何がいいのか?」の答えは。

 

「きもちいいから」です。

 

《宣伝》
新発田の漆喰塗の家は9月末に見学会を予定します。

新潟市中央区に完成したコンセプトハウス。是非「Feel(感じ)」に来てください。

 

 

 

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