2023/02/21 低炭素な建物

書類の山です、、
これ、なにかというと次に着工するお住まいの申請書類
いわゆる「低炭素住宅」と呼ばれる認定制度を受けるためのものです
「こどもエコすまい支援事業」で高性能な新築住宅を建てると、補助金100万円がもらえることになってまして、その条件を満たすのに、ZEH住宅や長期優良住宅など、どれかひとつ条件を満たす必要があります
「低炭素住宅」もその条件の中のひとつ
昨年の10月から認定水準が引き上げられまして、太陽光発電設備の搭載が要件化されました
※引用:国土交通省(低炭素建築物の基準見直しについて)
認定の基準としては、
- 省エネ法の省エネ基準に比べ、一次エネルギー消費量が△20%以上となること
- 再生可能エネルギー利用設備が設けられていること
- 省エネ効果による削減量と再生可能エネルギー利用設備で得られるエネルギー量の合計値が基準一次エネルギー消費量の50%以上であること(一戸建ての住宅の場合のみ)
- その他の低炭素化に資する措置が講じられていること
※引用:一般社団法人住宅性能評価・表示協会
となかなか見慣れない文言だらけなのですが、1~4の満たすように設計して、設備を選択して、計算を行います
それに加えて、計算の根拠を示さないといけないので、図面や数量の計算、各メーカーから設備機器の資料を取り寄せて一式審査機関に提出します
そうすると、このような書類の山になるわけです、、
水準引き上げ後はじめての申請だったので、審査機関の担当者さんからもご指導いただきながらなんとか技術的な審査は通過
これから所管の行政へ認定申請を行って、正式に「低炭素な建物」として認めてもらえることになります
2025年には省エネ義務化がはじまります
確認申請時にも省エネ基準のチェックが入りますので、これくらいの量の書類が必要になりそう、、
なかなか手間はかかりますが、事前に経験できたことはおおきい!
次からはスムーズに作業できそうです