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施工事例-新築

注文住宅
新潟市西区
NEW 心地いい小さな居場所のある住まい「内野西が丘の家」
〇敷地について
10数年前に区画整理された分譲地の一画。
1区画60坪程度に区割され、かつ地区計画が定められていることから、隣地建物との距離も十分な余白があります。
南側6mの道路に面し、その先は公園と調整池、さらにその先は田んぼが広がり、日当たりと眺望が期待できる約60坪が今回の計画地です。
〇プランについて
1階に客間としての和室を希望。
家族室との位置関係や来客時の宿泊部屋として使用することを考慮し、少し独立感を持たせました。
小上がりにすることで、特別な空間を演出。
家族室は、この土地の中で一番気持ちのいい場所に配置、あとの要求室は自然な流れで配置してます。
随所にちょっと腰かけられるようなスペースを設けたこともこの住まいの特徴で、『ヌック』と呼ばれるくつろぎ場を家族室と寝室につくりました。
〇主な仕上げについて
・構造材:土台=ヒノキ、柱・梁=杉、米松、集成材
・外壁材:福杉チャネル、サーモポプラ、ガルバリウム鋼板角波
・床材:ヒノキ(上小)、杉(赤身)
・内壁:ルナファーザー素地、一部ビニールクロス
・天井:ルナファーザー素地、杉羽目板
・延面積:124.36㎡(37.62坪)
・その他:長期優良住宅、耐震等級3、太陽光パネル搭載、階間エアコン
〇設計のポイント
下屋をつくり、土間の濡れ縁を連続させるつくりです。
下屋部分を凹ませるような外観デザインとし、木の外壁を張ることでアクセントを持たせました。
砂地の部分は春先に植栽を施す予定です。
玄関入ってすぐの小上がり和室。
1段目の階段の高さと床のレベルを合わせます。
客間としても使用するため、少し独立感を持たせた部屋です。
家族室の『ヌック』スペース。
少し奥行のあるベンチのようで、長座布団を敷いて寝転がることもできます。
下は引き出しにして収納に。
キッチンはウッドワンの『スイージー』を使用。
木の家には無垢の木を使ったキッチンが似合います。
食器棚は定番の造作。
室内の物干し場とファミリークロゼット。
奥の机はドレッサーやハンドメイドスペースとして活用。
子供室の収納も造作です。
引き出せるカウンターをつくり、将来の学習机として活用する予定です。