2022/08/30 天井いろいろ
天井の仕上げについて
家造では白い天井か木の天井が基本です
あまり特殊なことはせず、なるべく床や壁と同じ素材、相性のいい素材を使うよう心掛けてます
そのほうが落ち着きがあるし、住む人に居心地のよさを与えてくれると思うからです
空間的にどうか、平な天井か勾配天井か、住まい手の好み、ご予算など、
選択の要素はいろいろありますが、落ち着きと居心地を大事にしています
白い天井×平な天井
いちばんベーシックですっきり・シンプル
白い天井×平な天井(化粧張り)
リズミカルに並ぶ梁と白い天井のコントラストが美しい
白い天井×勾配天井(片流れ)
主に2階リビングや平屋で採用
開放感があり、女性的な印象
白い天井×勾配天井(切妻)
圧倒的開放感
2階リビングの特権です
木の天井×平な天井
平面の落ち着きと木の色の落ち着き
畳との相性もいい
木の天井×平な天井(化粧張り)
より「木の家」感が強い印象
木の天井×勾配天井(片流れ)
白い天井×勾配天井に比べて存在感があります
対照的に男性的な印象を受けます
木の天井×勾配天井(切妻)
開放的な印象に、経年とともに落ち着きもうまれる
木の天井×勾配天井(その他)
扇状の勾配天井
角度がつくので、板の突合せにはすごく気を遣う
大工さんの超絶技巧
いかがでしょう?
私は、木の天井×勾配天井(切妻)がいちばん好みです
自宅は白い天井×勾配天井(片流れ)ですが、、
個人的な感覚ですが、片流れは白、切妻は白or木と決めてます
あと、化粧梁がある場合は色のバランスも大事な要素
白と木の色の割合で印象もガラッと変わります