2020/06/18 ウッドデッキのつくり替え
築10年を迎えたオーナーさまより、ウッドデッキのつくり替えのご相談をいただきました
腐食が進んだウッドデッキ
南側の日当たりのいい場所につくられたウッドデッキですが、10年の間に庭の木々が成長、ウッドデッキに日陰をつくってました
雨が降っても乾きづらい状況化にあり、木に湿気が溜まった状態が長く続いたことが原因と推測
庭木の枝打ちも加え、なるべく木に湿気がこもらず、耐久性のある木の選定とつくり方を検討しました
なるべく使う木を少なくするため、横に流す「大引き」は省略
その代わり、根太を大きくし、直接鋼製束で支えるつくり方にしました
木の種類は、以前加藤社長のブログでもご紹介した「青森ヒバデッキ」材を使用
デッキ材、大引き(根太)材ともに上端がR加工され、水はけをよくする工夫が施されてます
塗料には「ウッドロングエコ」が塗布され、切断した木口にもウッドロングエコを塗り、さらにその上から割れ止めのボンドを塗ります
綺麗に仕上がったウッドデッキ
バルコニーの床も一部交換しました
ウッドデッキを長持ちされるコツは、日当たり・風通しをよくして乾きやすい環境にすること、木に湿気を溜めないこと、水はけのよいつくり方、定期的なメンテナンスの実施、などが必要です
つくり方については、私たちも反省して改良を加えていく必要も(汗
メンテナンスについては、日ごろの掃き掃除、水洗い、年1回でも木部の保護塗料を塗ることをおすすめします